音楽療法の効果 〜基礎実験編〜 2006年6月28日            

 今日は、エコー(超音波診断装置)を使って基礎実験をした。と、いきなり言っても何のことかさっぱりわからないですよね。
私は週に3日西宮の都クリニックに非常勤で行っているのですが、そこでは昨年から武庫川女子大学音楽学部音楽療法コースの学生が、音楽療法の実習をしています。
クリニックに通院している患者さんを対象とした体操教室で、音楽療法を実際にやっているのです。
今年度前期の実習には4年生が3名来ています。
その中の一人が、卒業研究のことでアドバイスが欲しいということで、また、指導教授の益子先生からも協力を依頼され、尚且つ院長・事務長からもちょっと見てあげてと言われ、ちょこっと面倒みることになったのです。
で、5月頃から、学生が希望しているテーマやイメージを聞いて、研究デザインを考えてくるように言ったりして、諸々打ち合わせをしておりました。
6月も下旬になってなんとかプロトコルの原案があがり、
本日、その手法で現実にデータ取りが可能かどうかの基礎実験までこぎつけたというわけです。
手技的には結構難しい手技になるので、プローブは私が操作し、タッチパネルやキーボードなどの操作盤を学生に操作してもらうこととしました。
操作のタイミングなど学生と私との阿吽の呼吸が必要なので、もしかしたらもう少し練習しないといけないかもしれませんが、結果はなんとか使えるかなという印象です。
あとは、このプロトコルを私の出身大学(明治鍼灸大学)の同期(研究者)に送って、内容のチェックと意見をもらう。
そしてプロトコルの確定をする。という段取りです。


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